SG競走の出場資格や選出方法

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SG競走とは

SG競走とは、競艇における最高峰グレードのレース(スペシャルグレードレース)のことで年間9レース開催される。

開催月は決まっていて、年末に来なわれるグランプリがSG競走の中でも年間賞金王を争う最大のレースとなっている。

開催されるレース場は各場で持ち回りだが、開催施行者の申し出などによって開催回数に違いがあるようだ。

どのレースも最高峰の技術を持った選手しか参加することのできないレベルの高いレースなのは間違いないのだが、各レースでは参加資格に違いがあるので、レースごとの出場資格や特徴を紹介していきたい。

SG日程

レース名 開催月
ボートレースクラシック 3月
ボートレースオールスター 5月
グランドチャンピオン 6月
オーシャンカップ 7月
ボートレースメモリアル 8月
ボートレースダービー 10月
チャレンジカップ 11月
グランプリ 12月
グランプリシリーズ 12月

SG出場資格と概要

各SG競走の出場条件は下記のようになっている。

ボートレースクラシック

選考基準は「優勝回数」の多さ

前年に各地の優勝戦でしっかり結果を出した選手が選出される。

選考基準

  • 前年のボートレースクラシックの優勝選手(シード)
  • 前年のグランプリの優勝戦出場選手(シード)
  • 前年のSG、G1、G2の優勝選手、及びG3、一般戦の優勝回数上位者

シード選手と前年活躍した選手が集まる大会となっている。

1年で最初のSGということで豪華なメンバーが揃う大会だ。

ボートレースオールスター

選考基準は「ファン投票の得票数」

ファンの投票で多くの得票数を集めた人気のあるA1選手が選出される。

選考基準

  • 前年のボートレースオールスターの優勝選手(シード)
  • 前年のグランプリの優勝戦出場選手(シード)
  • 当年のボートレースクラシック優勝選手(シード)
  • ファン投票の得票数の上位選手
  • 選考委員会推薦選手

※女子選手については、A1選手の男女の比率を考慮して出場枠が決められる。

実力と華やかさを備えた人気のある選手たちが揃う華やかな大会だ。

また、オールスター初日のドリーム戦にはファン投票の1位から6位の選手が順に1号艇から6号艇に乗るオールスターならではのレースも楽しむことができる。

グランドチャンピオン

選考基準は「過去1年のSGの成績」

SGでの成績のみが選考基準のためSGで活躍した選手のみが出場できる「SGの中のSG」と言われるレースだ。

選考基準

  • 前年のグランドチャンピオンの優勝選手(シード)
  • 前年のグランプリの優勝戦出場選手(シード)
  • 当年のボートレースオールスターの優勝選手(シード)
  • 選考期間中(前年のオールスター〜当年のクラシック)の各SGにおいて優出完走した選手、予選競走の得点合計上位選手

SGで活躍した選手しか出られないため、大舞台に強い強心臓の選手が揃う大会だ。

オーシャンカップ

選考基準は「G2以上の優勝戦成績」

1996年に国民の祝日となった「海の日」を記念してSGに加わった比較的新しいSGレースだ。

選考基準

  • 前年のオーシャンカップの優勝選手(シード)
  • 前年のグランプリの優勝戦出場選手(シード)
  • 当年のグランドチャンピオンの優勝選手(シード)
  • 選考期間中(前年5/1〜当年4/30)におけるG2以上の優勝戦の着順点の合計上位選手、同点の場合はG2以上の前レースの着順点の合計が高い選手

G2以上の優勝戦での合計着順点が対象のため、優勝戦へ出場していることが重要な要素になる。

ボートレースメモリアル

選考基準は「24の競艇場が選出する選手」

全国24場ある競艇場が推薦した選手が出場できるという少し変わった選出方法で、各競艇場の顔となるような選手が揃うレースだ。

選考基準

  • 前年のオーシャンカップの優勝選手(シード)
  • 前年のグランプリの優勝戦出場選手(シード)
  • 当年のグランドチャンピオンの優勝選手(シード)
  • 選考期間中(前年5/1〜当年4/30)におけるG2以上の優勝戦の着順点の合計上位選手、同点の場合はG2以上の前レースの着順点の合計が高い選手

各場の推薦枠は2名となっており、東京支部や福岡支部は競艇場が3つあるため6名の選手を推薦することができる反面、A1選手が多い大阪支部は競艇場が住之江しかなく2名しか推薦することができないため気の毒ではないかという声も聞かれる。逆にA1選手の少ない支部は同じ選手が出場することになってくる。

ボートレースダービー

選考基準は「勝率」

ボートレースの中でも最も歴史のあるレースで、選考期間に走った全レースの勝率の上位52名が選出されるシンプルな選考方法となっている実力日本一を決めると言われているレースだ。

選考基準

  • 前年のボートレースダービーの優勝選手(シード)
  • 前年のグランプリの優勝戦出場選手(シード)
  • 当年のボートレースメモリアルの優勝選手(シード)
  • 選考期間中の勝率上位選手(160走以上が必要)

勝率のボーダーは毎年7.2前後となっており、選考の期末である7月後半にはダービーの切符を手にするため、ボーダー付近の選手の熾烈な争いも魅力の一つだ。

チャレンジカップ

選考基準は「賞金ランキング上位

最も新しいSGレースで、グランプリへ進出できる18名をかけた賞金ランキング争いが繰り広げられる。選考基準にシードはなく、年始から10月までの賞金ランキングのみだ。

選考基準

  • 当年1/1〜10/31までの賞金ランキング上位36名

グランプリ進出をかけたトライアルという位置付けのレース。グランプリは賞金順に有利になるルールで、一つでも上位のランキングを目指して熾烈な争いが繰り広げられる。

グランプリ、グランプリシリーズ

選考基準は「賞金ランキング上位18名

優勝賞金1億1千万をかけて争う「グランプリ」、年末に行われるその年の頂点を決めるボートレースの中でも最大のレースだ。

「グランプリ」に出場できるのは、獲得賞金上位18名で、19位〜60位までの選手は同時に行われる「グランプリシリーズ」に出場できる。

グランプリは、1stステージ、2ndステージに別れており、賞金1位〜6位は2ndステージから参戦。1stステージには7位〜18位が参戦し、勝ち上がった選手が2ndステージに進み、さらに勝ち上がった選手同士でグランプリ最終日の優勝戦で優勝者が決定する。

グランプリ優勝戦に出場した選手には、翌年のSGレースのシード権も与えられるため、1stステージから目の離せない戦いが繰り広げられることは間違いなしだ。

まとめ

SGレースは、年末に行われる「グランプリ」を頂点に、年間9つのレースが開催される。

全てのレースで賞金も破格で、SGレースに勝つことがグランプリへの出場権を得る最短ルートであるとともに、全てのレースに称号があり、選手誰もが最高の技術を駆使して全力で勝ちを取りに行く熾烈なレースばかりだ。

予想の難易度も格段に上がるが、見ているだけでも熱くなるレースばかりなので、現地に足を運べる方は現地で、行けない方も最近はYoutubeやテレビなどで配信も行っているので見てみてほしい。

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