ボートレース開催1節間の流れってどうなってるの?
初めてレース場に人にとっては ”予選って何?” とか ”どうやって優勝戦に勝ち上がっていくの?” などわからないと思うことも出てくるのではないだろうか?
そこで今回は、ボートレースが開催される時の流れについて解説して行きたい。
1節間の流れ
ボートレースの多くは4日〜6日間を一区切りとし、〇〇杯とか〇〇競争などとしてレースが開催される。このレース期間を1節間と呼ぶ。(3日とか7日で開催されることもあり、その場合は進み方が違ってくることもある)
1節間の進み方だが、レースは予選→準優勝戦→優勝戦といった流れでレースが進んでいき、勝ち上がっていった選手が最後の優勝戦で戦い1節間の優勝選手が決まる。
予選
レース初日〜最終日2日前までで予選レースが行われる。
予選レースでは各レースの1着〜6着の着順ごとに点数が割り振られており、予選レースでの獲得点数の平均(獲得点数/出走数)の高い順に18名が準優勝戦に進むことができる。
予選時の点数は下の表のようになっており、通常の予選は1着が10点、2着が8点…となっているが、初日の12Rはドリーム戦というその節間のメイン選手が出場するレースが組まれ、点数も高く設定されている。それ以外にも特賞、特選などといったレースもドリーム戦ほどではないが、点数が高く設定されており、そういったレースで上位着順を取れれば予選を優位に進めることができる。
予選では、妨害や不良航法などをした場合、減点されることもあり点数争いで不利になったり、フライングなどをした場合は賞典除外となって点数争いから外されてしまう。
この得点表は番組表に載っており、本場で配られているし、各場のHPからPDFで見れるようにもなっているので一度見てみてほしい。
準優勝戦
準優初戦は3レース行われ、予選での勝ち点の上位18名が準優勝戦に出場することができる。
枠順も予選上位の選手からインコースに配置されるため、予選での順位が準優勝戦を勝ち上がるのに重要になってくる。
この準優勝戦で1着、2着に入った選手が優勝戦に進むことができる。
優勝戦
1節間の優勝者を決めるのが、優勝戦である。
優勝戦は準優勝戦の1着、2着になった選手が出場することができる。
枠順は準優勝戦1着になった選手の中で予選の勝ち点が高い選手から1コース〜3コース、準優勝戦2着の選手の中で勝ち点の高い選手から4コースから6コースに配置される。
優勝戦は最終日の最後12Rに行われ、このレースで勝った選手が優勝者となる。
この優勝戦は節間通して活躍した選手で、かつ準優勝戦を勝ち上がってきた選手しか出場することができないし、モーターの調子も良くないとなかなかここまでは勝ち上がれないので、A級の選手といえども簡単に乗ることはできない。そのため、優勝戦に出ている全員が普段のレースに増して優勝を狙ってレースに挑んでくるので、一撃を狙って外から積極的に攻めてきたり、インコースの選手にもいつも以上にプレッシャーがかかり出遅れたりと、波乱も起こることも多く、節間で一番熱いレースになる。
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