ボートレース(競艇)って何?
ボートレース(競艇)とは、
選手がモーターのついたボートに乗って水面を走り着順を競うモータースポーツである、と同時に舟券を買って着順を当てれば払戻金をもらえる公営ギャンブルでもある。
ボートレースを始めたばかりの初心者の方にとっては、これってどういうこと?と思うルールなどわからないことがたくさん出てくると思うので、わかりやすく解説していきたいと思う。
〜ボートレースの基礎知識〜
ボートレースとは、6艇で水面を決められた周回数走り着順を競う競技である。
レースはスタートラインを通過後1周600mのコースを3周1800m走り入着順位を決める。
スタートは、フライングスタート方式が採用されており、決められた時間内にスタートラインを通過する方式でスタートする。
ピットアウト後からスタートまでの間に待機行動というスタートするコースを決める時間があり、選手は自分の得意なコースや有利なコースを狙っての駆け引きが行われる。
スタートするコースが決まるとスタートラインへ助走を始め、規定時間内にスタートラインを通過することでレースが始まる。
3周した時点で入着順位が決定しレースが終了する。
舟券を購入する人は、さまざまなデータや経験から入着順を予想し、的中することができれば払戻金をもらうことができる。
ボートレース場は全国24場あり、365日どこかの場で開催されているし、モーニング、ナイターなど場によって異なる開催時間となっており、朝早い時間から夜遅くまでやっているためいつでも見ることが可能だ、今ではYouTubeチャンネルで中継しているところも多いためスマホでも見れるし、テレボートに入ればネットで舟券を購入することも可能になっているので、どこにいても楽しむことができるようになっている。
レース場
レース場は、水面にターンマークと呼ばれる目印が浮かべられており、マーク間の距離は300m、真ん中にある大時計のラインがスタートラインで、レースは3周1800mで行われる。
全国には24のレース場があり、それぞれにコースの形状や水の性質、場所によって高度なども違い、選手によっての得意不得意があったり、各場での特徴が存在するため、データを知ることも重要である。
レースの進み方
レースの進み方は、ピットアウト→待機行動→助走→スタートの順でレースが始まる。
- ピットアウト
ピットの枠順は予め決められており、決められたピットにボートが入れられて機械で固定されている。合図とともに機械のロックが解除され、同時にボートがコースへ出てコース取りが始まる。
- 待機行動
ピットから出ると待機行動に移行し、各自狙ったコースへ向けてコースを取りに行ったり助走距離の調整を行う。ボートレースはインコースの方が有利とされるため少しでも内側のコースを取りに行くように動くが、無理してコースを取りに行くと助走距離が少なくなってしまいスピードに乗り切らないままスタートすることになるため、どのコースを取りに行くかは選手同士での駆け引きになる。
- 助走
スタートするコースが決まったら、スタート時間に合わせて助走を開始する。インコースの方が助走距離が短くなるため助走の開始は遅くなり、アウトコースの方が助走距離が長く取れるため助走開始が早くなり、よりスピードに乗った状態でスタートを切ることができるようになる。
- スタート
レース場の真ん中に設置してある大時計の針が1番上の0秒を示したところでスタートになる。スタートラインを他艇より早く通過できればレースを有利に進めれることになるが、0秒になる前にスタートラインを追加してしまうとフライング(F)となりそのレースは失格となるため、スタートの得意不得意はレースの重要な要素となる。また、スタートから1秒以上経ってもスタートラインを通過できない場合は出遅れ(L)となってその場合も失格となってしまう。
まとめ
ボートレースには独特なルールがたくさんあり、初めたばかりの人にとってはわからないことだらけだと思うが、基本的なルールを理解することで楽しめる要素が増えたり、予想の幅も広がると思うので、ぜひ最後まで読んでほしい。
より詳しいルールや各場の特徴などは、別ページでまとめていく予定なので参考にしていただければ幸いだ。
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